「日本の攻撃の質は高い」
――試合が始まりました。前半から短いパスを中心に、攻撃を組み立てています。
「ラストサードまでのビルドアップは良い。だけどチャンスを決められなかった。大迫のシュートも正面だった」
――と、話していたら、次のチャンスで大迫が決めました。中島翔哉、堂安律、長友佑都とパスがつながって、大迫が決めました。
「本当に良いフィニッシュだった。その前のコンビネーションも鋭かった。森保ジャパンはこれからも激しいアタッキングサッカーを狙ってほしいね」
――そして、次は南野拓実が決めました。
「パラグアイの守備は甘かったけど、日本の攻撃の質は高かった。中島のパスと酒井宏樹の動きはとてもポジティブだったね」
――前半途中ですが、久保建英と植田直通がウォーミングアップを始めました。
「それはテレビが盛り上げるためだけだね(笑)。選手交代は後半からだと思うよ。ピッチで戦っている選手にフォーカスするのが正しいと思う」
――ヨーロッパの選手はシーズンが始まったばかりです。中島、冨安健洋、堂安、柴崎岳はチームが変りましたが、どうですか?
「中島は相変わらず中心選手ですが、特に変わってないかな。冨安は本当に成長を続けている。これからもっと良いセンターバックになりそう」
――その冨安は後半から右サイドバックに入りました。ボローニャと同じポジションです。
「彼のベストポジションはセンターバックだけどね」
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