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プレミアリーグ、世界注目の若き主力5人。最強リーグでスタメンの座を争う若者たち【編集部フォーカス】

今シーズンもプレミアリーグが開幕した。多くのトップタレントが最高のパフォーマンスを披露しており、今季のリーグは混戦になりそうだ。下位クラブも資金力があり、次々と大型補強を敢行する影響で、イングランド地は間違いなくチーム内の選手同士の競争でいうと世界屈指の環境だ。そんな難しいリーグにもかかわらず、何名かの可能性を感じさせる若手選手たちが、虎視眈々と実績ある選手たちからスタメンの座を奪おうとしている。そこで今回は今シーズン、ブレーク必至のトップレベルの若手選手たちを紹介していく。(文:プレミアパブ編集部)

シリーズ:編集部フォーカス text by プレミアパブ編集部 photo by Getty Images

メイソン・マウント(チェルシー)

メイソン・マウント
チェルシーに所属するMFメイソン・マウント【写真:Getty Images】

メイソン・マウント(チェルシー/イングランド代表)
生年月日:1999年1月10日(20歳)
ポジション:MF
今季リーグ戦成績:4試合出場/2得点0アシスト

 まず最初はメイソン・マウントだ。アカデミーでは絶対的なエースを務めた20歳は、シニアレベルでは挑戦の連続だった。

 チェルシーではアカデミー出身の10代が他国の1部チームへローンに出るのは珍しいことなのだが、18歳で既にオランダのフィテッセにローン移籍を果たす。序盤戦はレベルについて行けず苦戦したが、試合を重ねるごとに慣れを見せると、後半戦から目覚ましい活躍を披露してチームの年間最優秀選手に輝いた。

 オランダでの翌年にあたる昨季、ローン移籍したイングランド2部のダービーでも、フランク・ランパード監督の下で定期的に出場する機会を得た。もちろん怪我や不調の時期もあったが、最終的には11得点を挙げてチームのプレーオフ決勝進出に貢献する。

 最終的にダービーのプレミアリーグ昇格は逃してしまったが、なんの因果か今季はチェルシーの一員として、ランパード監督と共にトップリーグで戦う。

 チームで断トツの運動量で常に前線守備を行い、高い位置でボールを奪うとショートカウンターでゴールを奪う。その得点への嗅覚と両足から放たれる強烈なシュートは既にチェルシーでもレギュラークラスである。

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