森保一監督【写真:Getty Images】
日本代表は2日、2022年ワールドカップ・カタール大会アジア2次予選に向けた合宿を始めた。森保一監督は、代表選考に対する賛否両論は当然のことだと捉えている。
森保監督は今回、欧州組を多く招集した。特にこの夏に環境を変えた選手たちにとっては、新チームへの適応を考えると重要な時期で、招集を見送ることがプラスになるのではないかという指摘もある。
日本代表指揮官は「我々がやること、私がする決断は、何をやっても賛否両論あると思うので、皆さんの見た目で書いていただければと思います」とコメント。五輪代表監督との兼任だが、「両方のチームがうまく日本代表の強化になるように、日本代表全体の強化になるように考えてやっているつもり。そこは自信を持ってやっていくだけです」と述べている。
日本代表は5日にパラグアイ代表と対戦したあと、10日にアジア2次予選初戦のミャンマー代表戦に臨む。
森保監督はワールドカップ予選の相手が「しっかり守ってカウンターで勝利を狙ってくる、勝ち点1を拾うことを狙ってくる戦い方をしてくるチームが多くなる」と予想。「その中で我々がやろうとする理想的なことはありますけど、相手がどんな戦い方をしてきても柔軟に臨機応変に、相手よりも我慢強く戦えるように準備していかなければいけない」と、気を引き締めている。
(取材:元川悦子、文・構成:編集部)
【了】