インテルのマウロ・イカルディ【写真:Getty Images】
インテルに所属するアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディは、移籍市場最終日となる現地時間2日にパリ・サンジェルマン(PSG)へ移籍する可能性もあるかもしれない。イタリアやフランスの複数メディアが伝えている。
インテルで戦力外の扱いとなり、今夏の去就が大きな騒動となっていたイカルディ。インテルでの練習復帰と損害賠償支払いを求めて同選手がクラブを訴えるという事態にも発展している。
伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』によれば、イカルディの代理人も務める妻のワンダ・ナラ氏は、この夏にミラノを離れる意志がないことを1日にクラブに伝えたという。だがインテルは移籍市場の終了前にイカルディの放出を決めることを画策しているとみられている。
移籍先候補としてはこれまで様々なクラブが噂されてきたが、その“最後の候補”として残ったとされているのがPSG。仏紙『パリジャン』は、インテルのクラブ内部の情報源が、PSGへの移籍は「ひとつの可能性」だと認めたと伝えている。
PSGはネイマールの残留が濃厚になったものの、エディンソン・カバーニやキリアン・ムバッペが負傷で離脱中。その穴を埋めるため新たなFWの獲得を試みようとしているようだ。
【了】