ブレーメンの大迫勇也【写真:Getty Images】
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は、FW大迫勇也に対して「2得点」を要求していたところ、大迫はまさにその要求に応えたという。独紙『ビルト』が伝えている。
ブレーメンは現地時間1日に行われたブンデスリーガ第3節の試合でアウクスブルクと対戦。大迫はこの試合で先制ゴールと決勝ゴールの2得点を挙げる活躍をみせ、開幕2連敗だったチームに待望の初勝利と初勝点をもたらした。
コーフェルト監督は、試合当日の朝に大迫に発破をかけていたという。「彼にハグをして、ユウヤ、2得点だ!と言ったんだ。ニクラス・モイサンデルが通りかかって『プレッシャーだね』と言っていたが、本当にやってくれたよ」と独紙は指揮官のコメントを伝えている。
チームメートのトルコ代表MFヌリ・シャヒンも大迫の活躍に賛辞を送った。「彼は良い状態だという感触をみんな持っている。完全にチームに馴染んで、時々ジョークも言ったり、練習後に残ったりしている。そういうことがピッチ上にも表れているのが分かる」
前節も1得点を挙げていた大迫はこれで今季リーグ戦3得点とし、早くも昨季の得点数に並んだ。カップ戦での1得点も含め、今季4試合4得点と順調にゴールを重ねている。
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