久保建英【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラ第3節、バレンシア対マジョルカが現地時間1日に行われた。試合は日本代表FW久保建英が所属するアウェイのマジョルカが0-2で敗戦した。
久保は79分にブディミルと交代で途中出場。これにより、2014/15シーズンにドルトムントでプレーしたMF丸岡満(現セレッソ大阪)の18歳257日を抜き、欧州4大リーグでの最年少出場記録を更新した。また、FW指宿洋史(現湘南ベルマーレ)がセビージャ時代に記録した20歳10カ月23日を抜く、スペインでの日本人最年少出場記録となっている。
久保は2点ビハインドで残り時間が少ない中での出場だったため、決定的なチャンスは作れず、守備に回る場面が多かった。この試合、久保の日本人最年少出場記録だけでなく、18歳の韓国代表FWイ・ガンインとの対決にも注目が集まった。
イ・ガンインは久保がリーガデビューした後の84分にガメイロに代わって途中出場。幼い頃からスペインに渡り、若くして国を背負った二人が同時にプレーすることになった。
バレンシアの下部組織で育ったイ・ガンインは2017年3月にバレンシアとプロ契約。Bチームに登録され、プロデビューを果たしている。さらに今年1月、レアル・バジャドリー戦でリーガ初出場となった。同選手は2001年2月19日生まれの18歳。久保と同い年の東京五輪世代でもある。
レアルからレンタルでマジョルカに加入した久保と、バレンシアでデビューしたイ・ガンイン。この二人の日韓ライバル対決は代表だけではなく、スペインでも注目が集まりそうだ。
【了】