マルティン・シュクルテル【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのアタランタに加入した元スロバキア代表DFマルティン・シュクルテルだが、試合に出場することなく退団することになりそうだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が1日に伝えている。
現在34歳のシュクルテルはリバプールで8年半にわたってプレーし、レギュラーCBとして活躍。その後トルコのフェネルバフチェに3年間在籍し、契約満了に伴い退団したあと、先月9日にアタランタ加入が発表されていた。
今季チャンピオンズリーグに初出場するアタランタでは、チームに不足している経験をもたらす存在となることが期待されていた。だが伊紙によれば、フィジカルコンディションの問題によりアタランタでのプレーは不可能だと判断されたという。
すでにクラブとの間では契約解消が決定し、まもなく正式発表が行われることになるとみられている。セリエA開幕戦のSPAL戦にはベンチ入りしていたシュクルテルだが、1日のトリノ戦に向けて発表された招集メンバーには含まれておらず、そのまま退団となる見通し。2日には夏の移籍市場が終了するが、アタランタは急遽新たなDFを探すことになるようだ。
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