バルセロナの安部裕葵【写真:Getty Images】
バルセロナBに所属する日本代表FW安部裕葵は、公式戦出場に必要な登録手続きが完了した。クラブが公式SNSアカウントで31日に発表している。
安部は今夏鹿島アントラーズからバルサBへ移籍。負傷による離脱や諸手続きによる一時帰国などもあったが、シーズン開幕前の最後のテストマッチでは初ゴールを挙げて好調ぶりをアピールしていた。
だが先週末の25日に行われたセグンダB(3部)開幕戦には労働許可取得が間に合わず欠場。デビューは第3節になることが濃厚との見通しも伝えられていたが、1日に行われる第2節のヒムナスティック・タラゴナ戦に間に合った。
「日本人FW安部裕葵はすでに書類が整い、エスタディオ・ヨハン・クライフで行われる第2節のナスティック戦に出場することができる」とバルサBの公式SNSアカウントは伝えている。
ヒムナスティック戦は、バルサのレジェンドであるクライフ氏に因んで名付けられた新設の本拠地で初の公式戦となる。この記念すべき試合で、安部はバルサB史上初の日本人選手としてピッチに立つことができるかもしれない。
【了】