パリ・サンジェルマンのアルフォンス・アレオラ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのコスタリカ代表GKケイラー・ナバスとパリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表GKアルフォンス・アレオラのトレードが実現に近づいているのかもしれない。PSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)は、アレオラの退団に向けた交渉を行っていることを認めている。
マドリーでティボー・クルトワの控えとして出場機会を得るのが難しくなっているナバスはクラブに移籍を志願。マドリーはその代役としてミランのGKホセ・マヌエル・レイナやチェルシーのGKウィリー・カバジェロなどを狙うとも噂されたが、ナバスとのトレードの形でアレオラを獲得する可能性も浮上していた。
PSGは現地時間30日にリーグアン第4節のメス戦を戦ったが、レギュラーとして今季のこれまで3試合に出場していたアレオラは欠場し、19歳のマルチン・ブルカがゴールを守った。アレオラの欠場について、レオナルドSDが試合後に述べたコメントを仏紙『レキップ』などが伝えている。
「今日のアレオラはプレーする気になれなかった。交渉が行われているからだ」とレオナルドSD。ナバスの獲得の見込みや、アレオラの移籍先候補がマドリーであるかどうかについては明言を避けつつ、守護神の放出の可能性は認めた。
スペインメディアでも両GKのトレードは確実視されており、『アス』は「交渉は事実上完了」と報道。『マルカ』はナバスが移籍市場最終日となる月曜日にパリへ向かうと伝えている。
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