デニス・スアレス【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのセルタに所属するMFデニス・スアレスが現地時間の30日に行われたセビージャ戦に先発し、移籍後初ゴールを記録した。試合は1-1の引き分けに終わった。
セルタは81分にMFフランコ・バスケスに先制点を奪われる。だが直後の84分、ペナルティエリア手前の中央でFWサンティ・ミナが受けると、ミナはペナルティエリア内に走りこんできたスアレスにスルーパス。パスはずれたが、スアレスが上手くコントロール。これをゴールに流し込んだ。
スアレスは、バルセロナ時代に決めた昨年12月5日のコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)クルトゥラル・レオネサ戦以来のゴールとなった。
スアレスはセルタとマンチェスター・シティの下部組織でプレーし、2013年にバルセロナに加入。だが出場機会を得られず、トップチームでの出場はなかった。その後、2014年にセビージャへの期限付き移籍を経て、2015年にビジャレアルへ加入。2016年にはバルセロナが買い取りオプションを行使して、スアレスはバルセロナに復帰した。今年1月から約半年間はアーセナルへ期限付き移籍するも、リーグ戦わずか4試合の出場に留まった。
バルセロナではレギュラーを奪えなかったスアレスは、セルタで輝くことができるのだろうか。
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