クリス・スモーリング【写真:Getty Images】
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドに所属するDFクリス・スモーリングのローマへの期限付き移籍が決定となった。現地時間の31日にローマのクラブ公式サイトで発表された。
ユナイテッドは今夏、DF史上最高額でレスターからイングランド代表DFハリー・マグワイアを獲得。開幕から3試合はDFヴィクトル・リンデロフとマグワイアがCBに入り、スモーリングはベンチにすら入っていない。開幕からベンチ外が続く同選手は指揮官オレ・グンナー・スールシャールの構想から外れていた。
一方、ローマはCBの獲得を目指していて、リバプールにクロアチア代表DFデヤン・ロブレン獲得オファーを提示。だが、リバプールから拒否されていた。これにより、ローマはスモーリングにターゲットを変更。念願のCBを獲得した。
クラブの発表によると、スモーリングは1年間の期限付き移籍で、ローマはユナイテッド側にレンタル料300万ユーロ(約3億5000万円)を支払うことになるという。
現在29歳のスモーリングは2010年にフラムからユナイテッドに加入。約10年間で公式戦323試合に出場し、18得点4アシストを記録した。
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