ヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌
ヴィッセル神戸のFW古橋亨梧(左)と北海道コンサドーレ札幌のFW鈴木武蔵(右)【写真:Getty Images】
注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ヴィッセル神戸対北海道コンサドーレ札幌 8月31日 19:00
注目選手
FW:古橋亨梧(神戸)
FW:鈴木武蔵(札幌)
一時リーグ戦7連敗を喫するなど低迷していたヴィッセル神戸だが、ここ最近は好調を維持している。サガン鳥栖と対戦した前節は攻撃陣が爆発し、MFアンドレス・イニエスタ、MF田中順也、MF山口蛍、FW古橋亨梧にゴールが生まれ6-1と大勝。これでリーグ戦2連勝、4戦連続無敗とした神戸は12位にまで順位を上げ、残留へ向け一歩前進する形となった。
その神戸と今節対戦するのが北海道コンサドーレ札幌。前節は首位のFC東京とホームで対戦した同クラブは、38分にDF渡辺剛に先制ゴールを許すものの、47分にFWジェイが得点を奪い1-1で試合を終えている。ホームでは2戦連続のドローという結果になったが、リーグ戦では3試合連続無敗となっているなど粘り強さを出せていると言えるだろう。
そんな両者が激突する今節は激しい打ち合いになるかもしれない。というのも、神戸は今季のリーグ戦得点数が「42」でリーグ1位タイ、札幌は同「40」でリーグ4位となっているなど、どちらも爆発的な攻撃力を強みとしている。前線のタレントは両者ともに豊富であり、この試合で合わせて何点生まれるかは注目ポイントと言えるだろう。
神戸の注目選手はFW古橋亨梧。昨季途中に同クラブへ加入したアタッカーは、今季のリーグ戦でここまでチーム2位の得点数を誇るなど、自慢の攻撃陣を牽引している。現在はリーグ戦3試合連続得点中と調子も良く、試合ごとに怖さを増している。今節でもそのパフォーマンスに注目だ。
一方、札幌の注目選手はFW鈴木武蔵。30日に発表された日本代表メンバー入りも果たした同選手はリーグ戦直近3試合で2得点をマークするなどこちらも調子が良い。相手ディフェンスの裏へ抜ける動き出しと抜群の身体能力の高さはやはり脅威であり、日本代表入りを果たしたことで自信も深まったはず。代表合流前のリーグ戦で結果を残し、パラグアイ代表戦、ミャンマー代表戦に向け弾みをつけたい。