名古屋の最終ラインを支える96年生まれ
●名古新太郎(鹿島アントラーズ)
おもちゃの「チョロQ」のような瞬発力が素晴らしい。技術もハイレベル。進境著しい三竿健斗とのボランチでコンビを組む。代表経験があり守備力の高い三竿が後方、機動力のある名古が前方という棲み分けはバランスがいい。名古のスピードはスペースを一気に通過するドリブルや前線への飛び出しで敵の意表をつくだけでなく、逆にスペースをつかれたときのカバーリングの場面でも発揮されている。中盤のダイナモとして期待したい。
●宮原和也(名古屋グランパス)
右サイドバックとして不動のレギュラー。高いスキル、スピード、運動量ともに申し分ない。超攻撃型の名古屋で、単に上下動するだけのサイドバックではなく、ゲームを作れるサイドバックとして能力を伸ばしている。
●中谷進之介(名古屋グランパス)
スピードのあるセンターバック。押し込む試合展開となる対アジアでは高さ強さよりも、速さがセンターバックに求められる。
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