1歳若ければ五輪代表候補
1996年生まれは、ぎりぎりで五輪代表のU-23枠から外れてしまう。しかし、この96年組にもJ1で活躍している実力者は少なくない。
●進藤亮佑(北海道コンサドーレ札幌)
第24節までの24試合すべてに先発出場、3バックの右側を担当しているが、すでに5ゴールをゲット。豪快なオーバーヘッドシュートも決めている。ビルドアップの能力だけでなく、得点力の高さは対アジアの予選では魅力的だ。1歳若ければ当然五輪代表候補となっていたはずだ。
●小池裕太(鹿島アントラーズ)
ポルティモネンセへ移籍した安西幸輝の穴を埋め、左サイドバックのポジションを確保している。すでに代表経験のある安西の1歳年下。左利き、運動量が豊富で攻守にハードワークできる。第18節ジュビロ磐田戦では、左サイドのタッチライン際からゴールに叩き込む驚きのゴールも決めた。本人もクロスのつもりだったと言っているので狙っていたわけではないにしても、あそこから決めうるキック力があることは証明された。
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