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堂安律、PSVで待つ新たな11人の仲間。スタメン奪取は至難の業!? ライバルはビッグクラブ注目の超逸材【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

MF

エリク・グティエレス
メキシコ代表MFのエリク・グティエレス【写真:Getty Images】

エリク・グティエレス(メキシコ代表/背番号15)
生年月日:1995年6月15日(24歳)
昨季リーグ戦成績:16試合出場/3得点4アシスト

 昨年行われたロシアワールドカップに負傷離脱したディエゴ・レジェスに代わって出場を果たした24歳のMF。中盤底からゲームを組み立てる能力に長けており、ドリブルで果敢に縦へ仕掛けていく推進力も兼ね備える。守備時はハードワーカーとしてその存在感を引き出し、味方のピンチを早い段階で消し去ることができるなど、攻守両面でチームにとって頼もしい選手となることを可能としている。

 すでにメキシコ国内でも高い評価を得ていると言うエリク・グティエレスは、インサイドハーフやボランチだけでなくサイドハーフもこなすなど万能性も秘める。そんな同選手は今季でPSV在籍2年目を迎える。昨季はリーグ戦16試合で3得点4アシストという成績であったが、今季はそれ以上の活躍が求められるだろう。現在はリーグ戦全3試合に出場中。スタートは上々だ。

パブロ・ロサリオ
PSVのキャプテンを務める22歳のMFパブロ・ロサリオ【写真:Getty Images】

パブロ・ロサリオ(オランダ代表/背番号18)
生年月日:1997年1月7日(22歳)
昨季リーグ戦成績:32試合出場/0得点3アシスト

 身長188cm、73kgの体躯を誇るパブロ・ロサリオはトップ下、インサイドハーフ、中盤底、センターバックと幅広いポジションをカバーするユーティリティープレイヤーである。巧みなボールコントロールと抜群のテクニックを駆使し、司令塔としての役割をこなしている同選手は、かつて「新ロナウジーニョ」と称されたほどの実力を持っており、現在のクラブにおいて欠かせない存在だ。

 ルーク・デ・ヨングが去った今季は22歳にしてPSVの主将を務めるロサリオ。現在はリーグ戦全3試合で出場を果たしており、第3節のヘラクレス・アルメロ戦ではアシストも記録した。主将、そして司令塔とチームから寄せられている期待値が高いのは間違いなく、昨季からの加速が求められる選手の一人と見て間違いないだろう。

ガストン・ペレイロ
ウルグアイ代表MFのガストン・ペレイロ【写真:Getty Images】

ガストン・ペレイロ(ウルグアイ代表/背番号27)
生年月日:1995年6月11日(24歳)
昨季リーグ戦成績:27試合出場/10得点6アシスト

 PSVを率いるマルク・ファン・ボメル監督は主に4-2-1-3のフォーメーションを採用しているが、その中でかなり重要な役割を求められるのがトップ下。そんな同ポジションを務めることが濃厚とされているのが、ウルグアイ人MFのガストン・ペレイロである。トップ下からサイドハーフ、ウィングと攻撃的なポジションすべてでプレーできるレフティーは、その高度な技術と質の高いラストパスで違いを生みだすことができる選手だ。ウルグアイ代表としても9試合の出場で4得点の成績を残すなど、実力は申し分ない。

 ペレイロは今季でPSV在籍5年目を迎えるが、これまでリーグ戦ではすべてのシーズンで10得点以上を叩き出してきた。アシスト数も4シーズンで17回と申し分なく、攻撃面でのセンスはピカイチだと言えるだろう。すでに開幕を迎えている2019/20シーズンのエールディビジでも活躍が求められることは明らかで、そのプレーには注目が集まる。

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