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久保建英と同世代…イングランドで活躍する10代選手、能力値&市場価格ランキング・トップ5【編集部フォーカス】

久保建英(18歳)、菅原由勢(19歳)、中村敬斗(19歳)。今夏は、Jリーグから海外へ移籍を果たした10代の選手が例年に比べても多かった。そうした若手選手の活躍には期待が寄せられるが、世界にも大きな注目を浴びる10代選手が数多くいるのも事実。今回フットボールチャンネル編集部では、プレミアリーグで活躍する10代の選手を市場価格のランキング(トップ5)形式で紹介する(市場価格は『transfermarkt』を参照)。

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

5位

リース・ネルソン
リース・ネルソンの能力値や昨季リーグ戦成績など【写真:Getty Images】

5位:リース・ネルソン(U-21イングランド代表/アーセナル)
生年月日:1999年12月10日(19歳)
市場価格:1700万ユーロ(約20億円)
ポジション:FW
昨季リーグ戦成績:23試合出場/7得点1アシスト(ホッフェンハイム)

 アーセナルの下部組織出身であるリース・ネルソンは、スピードと高いドリブル技術を持ち合わせているアタッカーの選手だ。ボールを持てば迷わず縦へ仕掛けていくことができるプレイヤーで、自ら得点を奪うことはもちろん、効果的なクロスやラストパスで攻撃陣を活性化させる。守備の対応力は高いとは言えないが、アーセナルではウィングバックとして起用されることもある。

 現在19歳の同選手は、昨季にホッフェンハイムへレンタル移籍を果たしている。もちろんブンデスリーガは初挑戦であったが、ネルソンは自身の持ち味を存分に引き出し、チャンピオンズリーグ(CL)やリーグ戦でコンスタントにピッチに立った。リーグ戦では23試合の出場で7得点1アシストという目に見える結果も残すなど、印象的なパフォーマンスを披露していた。

 ホッフェンハイムでの活躍を受けアーセナルへ戻ってきた今季は、第1節のニューカッスル戦、続く第2節のバーンリー戦でスタメン出場を果たすなど、ウナイ・エメリ監督の信頼を掴んだようにも思える。ピエール=エメリク・オーバメヤン、二コラ・ペペ、アレクサンドル・ラカゼットという強力な攻撃陣を揃えるアーセナルだが、19歳の若武者はその3人にも劣らぬ結果を残すことができるだろうか。

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