イ・スンウ【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのエラス・ヴェローナに所属する韓国代表MFイ・スンウは、ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)へ完全移籍することが確実になったと報じられている。
イ・スンウは今夏の移籍市場でSTVVへの移籍が噂されていたが、一旦はオファーを拒否した模様。だがイタリア『ジャンルカディマルツィオ.com』は27日付で、同選手のSTVV移籍が「決まった」と伝えた。クラブからの正式発表も近いのかもしれない。
現在21歳のイ・スンウはかつてバルセロナ下部組織に所属し、“韓国のメッシ”とも呼ばれて将来を期待されていた。だがバルサではBチームで1試合に出場するにとどまり、2017年にはヴェローナへ完全移籍した。
ヴェローナでの1年目はセリエAで14試合に出場して1得点。昨季はセリエB(2部)で23試合に出場して1得点を記録している。チームは1年でのセリエA復帰を果たしたが、先週末の開幕戦にイ・スンウはベンチ入りしていなかった。
STVVには日本のGKダニエル・シュミット、FW鈴木優磨、MF伊藤達哉、ベトナムのFWグエン・コン・フォンも所属している。韓国期待の若手もそこに加わり、アジアの選手たちが共演することになるのだろうか。
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