フランクフルト加入が決まったバス・ドスト【写真:Getty Images】
MF長谷部誠とFW鎌田大地が所属するフランクフルトは26日、ポルトガル1部のスポルティングCPから元オランダ代表バス・ドストの獲得を発表した。
30歳のドストは2022年6月30日までの契約で合意に達し、背番号は「9」を付ける事になった。サインを終えたドストは「ここに来ることが出来て幸せだ。私は得点を決める事が大好きなストライカーだ。フランクフルトでプレーする事になってとても嬉しく思っている」と喜びを語った。
2016/17シーズンに34得点を挙げ得点王に輝いた実績を持つドストはこれまでスポルティング在籍127試合で93ゴールと高い決定力を持っている。そんな30歳は既にブンデスリーガでの経験を持っているストライカーだ。2012年から2016年までヴォルフスブルクの一員だったドストはリーグ戦85試合に出場し36得点を挙げている。
フランクフルトは今季開幕前にFWルカ・ヨビッチをレアル・マドリーへ、FWセバスティアン・ハラーをウェスト・ハムに放出しており、攻撃陣の補強が命題だった。フランクフルトで代表取締役を務めるフレディー・ボビッチ氏は「バスは豊富な経験とセバスティアン・ハラーの抜けた穴を埋めるという我々のコンセプトに合致した。彼の得点率は非常に高く我々の為に多くの得点を挙げてくれることを願っている」と語った。
リーグ戦2節終了時点で総得点が2ゴールと得点力不足となっているフランクフルトにとってドストが救世主となってくれるのだろうか。
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