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柴崎岳、失点に直結する致命的ミスで酷評。開幕戦での絶賛から一転…

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
デポルティボの柴崎岳【写真:Getty Images】

 セグンダ・ディビシオン(スペイン2部)第2節のウエスカ対デポルティボ戦が現地時間25日に行われ、ホームのウエスカが3-1で勝利を収めた。デポルティボの日本代表MF柴崎岳は先発でフル出場したが、地元メディアからは厳しい評価を受けている。

 今季から加入したデポルティボで、開幕戦では大きな期待に見合う活躍をみせて絶賛を集めた柴崎。だが2戦目は一転して厳しい試合となってしまった。

 前半26分、柴崎は自陣左サイドのゴールライン付近で相手ボールを奪い返したが、そこから前線へ蹴り出そうとしたボールを近くの味方選手に当ててしまう。エリア内にこぼれたボールを相手選手が拾い、先制ゴールに繋げた。

 この致命的なミスも含めて、柴崎は低調なプレーが目立ったと評されている。スペイン紙『アス』は「ホームチーム一色の中盤で完全に圧倒された。良くない1日の極めつけは1-0のゴールに繋がったクリアミス」と寸評している。

 地元メディア『ラ・ボス・デ・ガリシア』では「3」と低採点をつけた上で、「残念な試合。気が抜けており、大事なボールを何度か失った」と批判。『ラ・オピニオン』でも柴崎のミスが先制点に繋がったことを強調し、「ウエスカの高いプレスと味方のサポートの無さが最悪の敵だった。デリケートな位置での簡単なパスすら失敗していた」と日本代表MFのプレーについて記述している。

 前半終了間際の2失点目も、柴崎と相手選手の競り合いからこぼれたボールを直接決められたものだった。3点リードを許したあと、72分には柴崎のアシストからFWクリスティアン・サントスが1点を返したものの、それ以上の反撃はならなかった。

【了】

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