リバプールのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、リーグ戦では50試合ぶりに相手選手にドリブル突破を許してしまった。英メディア『BBC』などが伝えている。
リバプールの堅守を支えるファン・ダイクは、昨季1年間の公式戦を通して相手選手に1回もドリブル突破を許さないという驚異的な記録を達成。その活躍によりPFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手などの個人賞も受賞していた。
2018年3月のニューカッスル戦でスペイン人MFミケル・メリーノに突破を許して以来、ファン・ダイクは公式戦65試合にわたってドリブル突破ゼロの記録を継続していた。だが今月4日に行われたコミュニティー・シールドのマンチェスター・シティ戦では、FWガブリエウ・ジェズスに対して1年5ヶ月ぶりとなるドリブル突破を許してしまった。
リーグ戦での記録は継続していたが、現地時間24日に行われたプレミアリーグ第3節のアーセナル戦でそれも破られてしまった。開始7分、アーセナルのFWニコラ・ペペが右サイドでファン・ダイクを振り切ったプレーがドリブル突破成功とカウントされた。だが試合自体はリバプールが3-1で勝利を収め、開幕から3戦全勝で単独首位に立っている。
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