久保建英【写真:Getty Images】
スペイン1部のレアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英は、同じ1部のマジョルカへ1年間のレンタルで移籍することが合意に達した。22日にマジョルカより発表が行われている。
久保は今年6月にJ1のFC東京からマドリーへ完全移籍。Bチームにあたるレアル・マドリー・カスティージャに加入すると発表され、同チームが戦うセグンダB(3部)でプレーを開始することが当初は見込まれていた。
だがプレシーズン期間中にはトップチームに帯同して遠征に参加し、試合にも出場して好プレーを見せ評価を高めた。外国人枠などの問題もあり即座のトップチーム入りは果たせなかったが、高いレベルで経験を積むため1部の他クラブへのレンタルの可能性も浮上。バジャドリーも関心を示していたが、レンタル先はマジョルカに決定した。
過去にFW大久保嘉人やMF家長昭博も所属したマジョルカは、昨季のスペイン2部をレギュラーシーズン5位で終え、プレーオフでアルバセテ、デポルティボを下して昇格。7季ぶりの1部復帰を果たし、先週末の開幕戦ではエイバルを2-1で破って白星発進を切った。
久保は現地時間23日よりマジョルカの練習に参加するとのこと。25日に行われる第2節の試合では、マジョルカはホームでレアル・ソシエダと対戦する。久保は早ければこの試合でリーガ1部デビューを飾ることになるかもしれない。
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