レアル・マドリーの久保建英【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属する日本代表MF久保建英は、リーガ1部昇格組のマジョルカへのレンタルに近づきつつあるのだろうか。スペイン複数メディアが決定目前と伝えている。
マドリーのトップチームには外国人枠などの問題もあり入ることができず、Bチームにあたるカスティージャでのシーズン開始が見込まれていた久保。だが、より高いレベルでプレーするためリーガ1部の他クラブへのレンタルの可能性も噂されていた。
最初に関心が伝えられていたバジャドリーに続いて、新たにマジョルカも移籍先候補として急浮上。スペインメディア『OKディアリオ』は22日付で、バジャドリーも「諦めていない」としながらも、マジョルカへのレンタルは今日にも決定する可能性があると伝えている。
大手紙『エル・ムンド』は22日付記事で、フランスのサンテティエンヌからのレンタルが見込まれるMFヤニス・サリビュルとともに、2人は「すでにマジョルカの選手」と報道。他記事では、久保の加入は今週末に行われるリーガ第2節のレアル・ソシエダ戦に間に合う見通しだとも述べている。
マジョルカに加入が決定したとすれば、過去に所属したFW大久保嘉人、MF家長昭博に続いてクラブ史上3人目の日本人選手となる。今季7季ぶりの1部復帰を果たしたマジョルカは、開幕戦ではエイバルを2-1で破って白星発進を切ることに成功している。
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