伊藤達哉【写真:Getty Images】
ドイツ2部のハンブルガーSV(HSV)に所属する日本代表MF伊藤達哉は、ベルギー1部のシント=トロイデンへの移籍が正式決定目前となっているようだ。
今季HSVでは開幕後も公式戦出場がなく、STVVへの移籍に向けた動きが報じられていた伊藤。ベルギー『HBVL』が22日に伝えたところによれば、前日の21日には加入に向けたメディカルチェックを完了させたとのことであり、正式発表が行われるのは時間の問題だと思われる。
21日付ドイツ紙『ビルト』によれば、伊藤は移籍金150万ユーロ(約1億7700万円)+ボーナスでSTVVに完全移籍することが見込まれるとのことだ。HSVとの契約は2021年まで残していた。
2015年に加入したHSVでセカンドチームからトップチームに昇格した伊藤だが、「2つの大きな弱点」により大ブレイクは果たせなかったと『ビルト』は評している。攻撃的な選手ながらも昨季2部で14試合出場無得点、通算でも66試合1得点という得点力不足と、監督からもたびたび指摘される守備面の弱さという2つのウィークポイントだ。
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