ポール・ポグバ【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属する26歳のフランス代表MFポール・ポグバに対し、ファンがツイッターを通じて人種差別的投稿を行なったことが問題になった。この事態を受け、ユナイテッドの幹部とツイッター社が話し合いを行うことになったと、21日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
事の発端は現地時間19日に行われたウォルバーハンプトン戦。1-1で迎えた68分、ポグバがペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。だが、ポグバのシュートはウォルバーハンプトンのGKルイ・パトリシオに止められてしまう。勝ち越しのチャンスを逃したポグバに対して、ファンがツイッターを通じて人種差別的な投稿をした。
そのため、ツイッター社は「我々は常に、オープンな形でパートナーたちと健全な対話を続けてきたが、我々のユーザーを守るために、さらなる対策が必要だと考えている。我々のプラットフォームにおいて人種差別的な投稿は決して認めない。それらを強く非難する」と声明を発表。
同紙によると、ユナイテッドの幹部とツイッター社が話し合いを行い、人種差別撲滅に向けて動き出すようだ。ポグバに対する人種差別投稿はイングランド女子代表を率いるフィル・ネビル監督も反応を示しており、SNSから離れる提案をしていた。
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