フォルタレーザのスタジアム【写真:Getty Images】
ブラジル全国選手権1部の試合で、大量の“ミツバチ”により試合のキックオフが遅延を余儀なくされるという珍事が起きた。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えている。
予期せぬ災難に見舞われたのは、現地時間17日に行われたブラジル全国選手権1部第15節のフォルタレーザ対インテルナシオナウ戦。この試合のキックオフ前に、ピッチ隅のコーナーフラッグのひとつに大量のミツバチが群がっていた。
フラッグ部分をほぼ覆い隠すほどのミツバチへの対応にスタジアム関係者は苦慮。消化器や放水で追い払うことを試みたが、一旦飛び去ったミツバチがまたすぐに戻ってきてしまい、無駄に終わったようだ。対処を試みる中でハチに刺されてしまったスタッフもいたという。
最終的にはフラッグ自体を取り除き、薬品を撒いてなんとか試合を開始できたとのこと。この影響でキックオフは予定より約19分間遅れることになった。
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