ハンブルガーSVの伊藤達哉【写真:Getty Images】
ドイツ2部のハンブルガーSV(HSV)に所属する日本代表MF伊藤達哉は、ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)への移籍に迫りつつあるようだ。ハンブルク地元紙『ハンブルガー・アーベントブラット』などが20日に伝えている。
2015年にHSVに入団し、U-23チームからトップチームへの昇格を果たした伊藤。先日ヴィッセル神戸へ移籍したDF酒井高徳とチームメートとしてプレーしてきたが、今季はトップチームから外され、ここまで公式戦には出場していない。
HSVとは2021年までの契約を残しているが、STVVへの移籍の可能性も取りざたされていた。ベルギーメディアが報じたとして独紙が伝えたところによれば、伊藤は現地時間20日にSTVV加入に向けたメディカルチェックを受けることが見込まれるという。買い取りオプション付きレンタルの形での交渉が行われているとのことだ。
昨季は最大6人の日本人選手が在籍していたSTVVだが、現在はレンタルも含めてその全員がチームを離れた。だが今季は新たにベガルタ仙台からDFシュミット・ダニエル、鹿島アントラーズからFW鈴木優磨が加入している。
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