パリ・サンジェルマンのネイマール【写真:Getty Images】
パリ・サンジェルマン(PSG)からの移籍の可能性が高まり、古巣バルセロナやレアル・マドリーからの関心が盛んに噂されるブラジル代表FWネイマールだが、ユベントスも移籍先候補に浮上しているという。ブラジル『グローボエスポルチ』が19日に伝えた。
負傷の影響もあって今季のPSGでまだ試合に出場しておらず、クラブやファンとの関係悪化も伝えられるネイマール。スペイン復帰に向けた動きが報じられ続けているが実現には至らず、移籍市場の残り期間は2週間を切っている。
PSGは代役となるFWを確保しない限りはネイマールの放出に応じない構えだとされており、その新戦力候補としてユーベのアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラにも関心を示しているとみられる。PSGとユーベはすでにディバラの移籍に関して話し合いを行っていたが、その取引にネイマールも含める形が持ち上がってきたとブラジルメディアは伝えている。
バルサやマドリーとの交渉が停滞していることもあり、ユーベは強力な対抗馬になる可能性があるとの見方も伝えられている。もしユーベへ移籍したとすれば、ネイマールはキャリアで初めてFWクリスティアーノ・ロナウドと共演することになる。
しかし、実現はそう簡単ではないかもしれない。昨夏にC・ロナウド、今夏にDFマタイス・デリフトを獲得するなどすでに大きな投資を行っているユーベがネイマールを獲得するのは金銭面で非常に困難だという見方を伊紙『コッリエレ・デッロ・スポルト』は伝え、「ポールポジションは依然としてレアル・マドリー」だと述べている。
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