フィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナに所属するブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、買い取りオプション付きレンタルの形でドイツのバイエルン・ミュンヘンへ移籍することが正式に決定した。19日に両クラブから発表が行われている。
コウチーニョはバイエルン移籍の基本合意に達したことが16日に発表されていた。18日にはメディカルチェックが完了し、その後正式にバイエルンとの契約を交わしたとのことだ。
バルサ側の発表によれば、バイエルンはコウチーニョのレンタル料として850万ユーロ(約10億円)を支払うのに加えて、同選手の年俸を負担。また、完全移籍オプションが行使される場合の移籍金は1億2000万ユーロ(約142億円)に設定されたとのことだ。
「この移籍は僕にとって、新たな国の、欧州最高のクラブのひとつでの新たな挑戦になる。とても楽しみにしている。バイエルンと同じく、僕にも大きな野心がある。新たなチームメートたちと一緒にそれを達成できると確信している」とコウチーニョはバイエルン公式サイトを通してコメントしている。
過去にインテルやヴァスコ・ダ・ガマ、エスパニョールでもプレーしたコウチーニョは、リバプールで5年間にわたって活躍したあと2018年1月にバルサへ移籍。バルサでは1年半で公式戦75試合に出場して21ゴール11アシストを記録していた。
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