ボローニャの冨安健洋【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのボローニャに加入した日本代表DF冨安健洋は、コッパ・イタリアの試合で公式戦デビューを飾った。クラブ公式ウェブサイトやイタリアメディアが試合後のコメントを伝えている。
ボローニャは現地時間18日に行われたコッパ・イタリア3回戦の試合でセリエB(2部)のピサと対戦し、3-0の勝利で4回戦進出を果たした。冨安は右サイドバックとして先発フル出場し、イタリアで初の公式戦を勝利で終えた。
「最初からプレーして試合に勝てたので、嬉しく思っています」と冨安はコメント。「もちろんまだまだ良くすることはできます。チームメートとももっとしっかりコミュニケーションを取れるように言葉も勉強しなければなりません」とさらなる改善への意欲も見せた。
「序盤は特にやりやすく感じられました。チームで高い位置からプレスをかけて、攻撃参加できるスペースもありました。(リッカルド・)オルソリーニや(ロベルト・)ソリアーノとすごく良い連携を取ることができました」と自身のプレーについてコメントしている。
イタリアメディアによれば、この日の試合には日本代表の森保一監督も視察に訪れていたとのこと。「知りませんでした。いずれにしてもボローニャの力になれるようにベストを尽くすことだけを考えています」と冨安は語った。
今週末にはいよいよセリエAが開幕。ボローニャは現地時間25日に行われる開幕戦ではアウェイで昇格組エラス・ヴェローナと対戦する。
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