ホンジュラス【写真:Getty Images】
ホンジュラスの首都テグシガルパでの開催が予定されていたダービーマッチで観客が暴動を起こし、死傷者が出る惨事となった。英『BBC』など各国メディアが伝えている。
騒動が発生したのは現地時間17日に開催予定だったモタグア対オリンピア戦。モタグアのチームバスがスタジアム入りする際に相手サポーターから石などを投げられ、窓ガラスが割れて選手が負傷する事態となったのが発端だったようだ。
モタグアは公式ツイッターアカウントでこの暴力行為を非難し、試合のボイコットを表明。元セルティックのホンジュラス代表DFエミリオ・イサギレなど3選手が負傷したことを明らかにした。
試合の中止が決まった後もスタジアムの騒ぎは収まらず、両クラブのサポーターグループが衝突。警察が催涙ガスなどを用いて鎮圧にあたったとのことだ。
地元病院の発表によれば、この事件で3人の死亡が確認されたほか、少年1人を含む7人が撃たれたり刺されたりして負傷したとのこと。負傷者のうち大人3人は重体だとされている。
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