マンチェスター・ユナイテッドのアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのチリ代表FWアレクシス・サンチェスは、インテルへの移籍に近づきつつあるとみられている。イタリア『スカイ』が17日に伝えた。
2018年1月に加入したユナイテッドでは期待されたような活躍を見せることができず、今季はまだ出場のないサンチェス。ユナイテッドに残留しても戦力外となることが見込まれ、この夏の移籍の可能性が噂されてきた。
イタリアからはユベントスやミラン、ナポリが関心を示しているとの報道もあったが、ここに来てインテルが動きを見せたようだ。クラブ関係者が17日に英国へ赴き、サンチェスとの大筋合意を取り付けたとイタリアメディアは伝えている。
サンチェスの代理人もマンチェスターを訪れ、移籍に向けてユナイテッドとの交渉を行っているとのこと。インテルへの移籍は買い取りオプション付きレンタルの形が想定されている。
サンチェスがユナイテッドで受け取る高額年俸が移籍へのネックとなる可能性もある。だが伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によればインテルとユナイテッドと折半する形での交渉が行われており、サンチェス本人も年俸の引き下げに応じる姿勢だという。
インテルはFWの新戦力候補として、トッテナムを退団してフリーとなっている元スペイン代表FWフェルナンド・ジョレンテや、フランクフルトのクロアチア代表FWアンテ・レビッチもリストアップしていると伝えられている。
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