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9戦負けなしの広島が首位FC東京を撃破。大分を下した鹿島が4ポイント差に迫る

text by 編集部 photo by Getty Images

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Jリーグ【写真:Getty Images】

 明治安田生命J1リーグ第23節の試合が各地で行われている。17日には6試合が19時キックオフのナイトゲームで開催された。

 3連勝中だった首位のFC東京はホームで5位サンフレッチェ広島と対戦。61分に柏好文が奪った1点が決勝ゴールとなり、9試合連続負けなしとなる広島が1-0の勝利を収めた。

 2位の鹿島アントラーズはアウェイでの大分トリニータ戦。新加入で出場2試合目の相馬勇紀が交代出場から71分に値千金の先制点を奪い、鹿島が1-0の白星で2連勝とした。

 3位の川崎フロンターレはベガルタ仙台と対戦し、阿部浩之のゴールで前半に先制。後半には長沢駿の2得点で逆転を許したが、79分に交代出場の長谷川竜也のゴールで同点として2-2で終了。

 4位の横浜F・マリノスはホームにセレッソ大阪を迎えた。12分には奥埜博亮の2試合連続ゴールでC大阪が先制。横浜FMも68分にマルコス・ジュニオールが同点としたが、76分には再び奥埜の得点でC大阪が勝ち越し、そのまま2-1で勝利を収めた。

 新加入の酒井高徳がさっそくの先発で出場したヴィッセル神戸はホームで浦和レッズに3-0の快勝。前半アディショナルタイムにはGKの弾いたボールを古橋亨梧が押し込み、59分には山口蛍が移籍後初ゴールで追加点を奪った。86分にはアンドレス・イニエスタがPKを決めて6試合ぶりの勝利を決定づけた。

 次節に引退前のラストマッチを控えるフェルナンド・トーレスが欠場したサガン鳥栖は、湘南ベルマーレに対してイサック・クエンカが前半に2得点。湘南も松田天馬と古林将太の得点で追いついたが、終了間際の95分には鳥栖に新加入で初出場の金井貢史が劇的なゴールを奪い3-2で鳥栖が勝利を飾った。

 この結果、上位4チームで唯一勝利を収めた鹿島が首位FC東京との差を4ポイントにまで縮めている。3位は川崎Fで変わらず、横浜FMと勝ち点で並んだ広島が得失点差で4位に浮上した。

【了】

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