北川航也【写真:Getty Images】
オーストリア1部のラピド・ウィーンに加入した日本代表FW北川航也だが、今週末も欧州デビューは見送りとなりそうだ。オーストリア『Spox』などが16日に伝えている。
北川は夏の移籍市場で清水エスパルスからオーストリアの古豪ラピドへ完全移籍。先週末の試合前に労働許可証の取得も完了し、プレーできる状態となったが、新チームに適応する時間が必要であるとしてデビューは見送られた。
ラピドは現地時間18日に行われるリーグ第4節の試合で、シュトゥルム・グラーツとアウェイで対戦する。だがディートマー・キューバウアー監督は16日の会見で、北川を起用しない見通しを示した。
「毎日見ていると、彼の状態は良くなりつつあるのが分かる。だがこれほどの短い時間ではまだ十分ではないと思う」と監督はコメント。その上で、「今後数週間に彼がチームの助けになってくれることを嬉しく思う」と期待の言葉も口にしている。
ラピドはここまでリーグ戦3試合を戦って1勝1分け1敗。シュトゥルム・グラーツ戦を欠場したとすれば、北川のデビューは24日に行われるホームでのLASK戦以降となる。
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