Jリーグ復帰が決定的となった酒井高徳【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)に所属する酒井高徳がJ1のヴィッセル神戸への移籍が決定的になったと13日付けのハンブルク紙『ハンブルガーモルゲンポスト』が報じている。
同紙によると、既に日本に滞在している酒井は14日にヴィッセル神戸と契約を結ぶ事になると伝えている。 なおHSVは50万ユーロ(約6000万円)の移籍金を得る事になるようだ。
ディーター・ヘッキング監督は「彼と一緒に仕事をしたのは短い間だったが、とてもプロフェッショナルに振舞っていた。彼が居なくなる事はとても寂しい」と酒井に関してコメントしている。
2015年からHSVでプレーしている酒井は公式戦124試合に出場している。昨季クラブ史上初となる2部での戦いを余儀なくされたHSVは目標としていた1年での1部復帰を逃す。そんななかで酒井は昇格を逃した戦犯としてサポーターから最終節でブーイングを受け、今季も公式戦でベンチ入りすら出来ない状況が続いていた。
なお、酒井のJリーグ復帰が決まると2011年以来のことで実に8年ぶりとなる。
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