ハンブルガーSV（HSV）に所属するDF酒井高徳が同クラブを退団する事が濃厚となったようだ。

　現地時間12日、HSVは酒井が今後クラブの練習に参加しない事を発表した。

　2015年からHSVでプレーしている酒井は公式戦124試合に出場している。昨季クラブ史上初となる2部での戦いを余儀なくされたHSVは目標としていた1年での1部復帰を逃す。そんななかで酒井は昇格を逃した戦犯としてサポーターから最終節でブーイングを受け、今季も公式戦でベンチ入りすら出来ない状況が続いている。

　なお、12日付けの独メディア『フースバルトランスファー』では酒井の移籍先候補としてJ1のヴィッセル神戸の名前を挙げている。先日、トルステン・フィンク監督はハンブルクの地元メディア『ハンブルガーモルゲンポスト』のインタビューで「彼は我々が関心を持っている選手の一人だ」と興味を示していた。

　他クラブとの交渉許可を受けた酒井は7年半にわたるブンデスリーガでのプレーを終えJリーグに復帰する事になるのだろうか。

【了】