インテルのイバン・ペリシッチ【写真:Getty Images】
インテルに所属するクロアチア代表MFイバン・ペリシッチのバイエルン・ミュンヘン移籍が秒読み段階に入っているようだ。11日付けの独メディア『シュポックス』が報じている。
同メディアは今週の水曜日にもペリシッチがメディカルチェックを受けバイエルンのトレーニングに参加する事を伝えている。なお16日に行われるブンデスリーガ開幕戦の対ヘルタ・ベルリン戦がペリシッチのデビュー戦になると予想している。
バイエルンは当初、マンチェスター・シティに所属するドイツ代表FWレロイ・ザネを今季の補強の目玉として考えていた。しかし4日に行われたコミュニティーシールドで膝を怪我してしまい長期離脱が濃厚となり、急遽ペリシッチに方向転換した模様だ。
ペリシッチは2015年からインテルでプレーし、4季連続リーグ戦30試合以上に出場するなど長らくレギュラーとして活躍してきた。しかし、インテルの新指揮官に就任したアントニオ・コンテ監督は現状のパフォーマンスに満足していないようで、レギュラーの座も確証されていない状況だ。
なお、30歳のクロアチア人は買い取りオプション付きの1年間のレンタル移籍でバイエルンに加入する事になるようだ。また買い取りを行使する際の金額は2000万ユーロ(約24億4000万円)から3000万ユーロ(約36億6000万円)になる見通しだ。
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