屋根が崩落したAZ本拠地【写真:Getty Images】
オランダ1部AZアルクマールの本拠地であるAFASスタジアムで、現地時間10日に大規模な屋根の崩落が発生した。クラブ公式サイトやオランダメディアなどが伝えている。
屋根の崩落は10日午後に発生。観客席スタンドの上部に位置していた屋根が大幅に崩れ落ちた。幸い怪我人はいなかったとのことだ。
AZのロベルト・エーンホールンGM(ジェネラルマネージャー)は会見で状況について説明。「我々全員が驚いた。強いショックを受けたが、人的被害がなかったことが何よりだ。今後の数日間に専門家による調査を行う」と話している。
今週末のエールディビジでは、AZはアウェイでRKCと対戦する。次回のホームゲームは現地時間15日に行われるヨーロッパリーグ予選3回戦2ndレグのマリウポリ戦となり、その3日後にはエールディビジ第3節のフローニンゲン戦もホームで予定されていた。
現時点では、それらのホームゲームが予定通り開催されるかどうかは不透明な状況。「安全な状況にならない限り試合を行うことはない。今後の試合については明らかになり次第報告する」とエーンホールンGMは話している。
AZには今夏名古屋グランパスから移籍したDF菅原由勢も所属しており、ホームで行われた開幕戦では初ゴールも挙げて4-0の快勝に貢献していた。
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