吉田麻也と武藤嘉紀【写真:Getty Images】
2019/20シーズンのイングランド・プレミアリーグが開幕を迎えた。現時点で、今季のプレミアリーグを戦う日本人選手はサウサンプトンのDF吉田麻也とニューカッスルのFW武藤嘉紀の2人となる。
2012年にサウサンプトンに加入した吉田は今季で8年目のシーズン。昨季ニューカッスルに加入した武藤は2年目となる。9日にはガンバ大阪がFW食野亮太郎のマンチェスター・シティ移籍を発表したが、夏の移籍市場終了後の加入であり、英国の労働許可取得も困難と予想されるため、他国へのレンタルが見込まれる。
サウサンプトンは現地時間10日に行われる開幕戦でバーンリーと対戦。英メディア『スカイ・スポーツ』や『デイリー・メール』などでは予想フォーメーションに吉田を含め、先発出場を予想している。一方『ガーディアン』では吉田をベンチメンバーの予想に含めている。
ニューカッスルは現地時間11日にホームでアーセナルと対戦する。英国ではニューカッスルの前線にジョエリントンとミゲル・アルミロンの先発を予想しているメディアが多く、武藤の先発出場は予想されていない。
昨季の主力FW陣の退団で期待の高まっていた武藤だが、ニューカッスルはその後ジョエリントンをクラブ史上最高額で補強し、FWアラン・サン=マクシマンも獲得。さらに移籍市場最終日の8日には元イングランド代表FWアンディ・キャロルも古巣であるニューカッスルに再加入が決定した。前線のポジション争いは熾烈な状況となったが、武藤は出場機会を勝ち取ることができるだろうか。
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