アーセナルに所属する27歳の元ドイツ代表DFスコドラン・ムスタフィのもとに、現時点で正式なオファーは一つも届いていないようだ。6日に英紙『エクスプレス』が報じている。

　同紙によると、ムスタフィに興味を示すモナコがアーセナルに問い合わせてきたが、オファーを提示するまでには至っていないという。また、ミランも関心を示しているが、正式なオファーは提示していないようだ。

　FWニコラ・ペペをクラブ史上最高額の移籍金7200万ポンド（約94億円）を補強する上で多くの資金を投じている。そのため、何人かの選手を売却して資金を回収する必要がある。ムスタフィも売却候補の一人だが、オファーが届いていないために売却のめどは立っていない。

　それでも、アーセナルは焦っていないようだ。プレミアリーグの移籍期間は現地時間8日を最後に閉まるが、セリエAやリーガエスパニョーラ、リーグアンなどはまだ開いている。そのため、ムスタフィの売却を急いでいないようだ。

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