ウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のDCユナイテッドに所属する元イングランド代表FWウェイン・ルーニーは、イングランド2部チャンピオンシップのダービー・カウンティに選手兼監督として加入するためイギリスに帰国したようだ。英メディア『スカイ・スポーツ』などが6日付で伝えた。
マンチェスター・ユナイテッドとイングランド代表のエースとして長年活躍したルーニーは、キャリアをスタートさせたクラブであるエバートンに復帰して1年間プレーしたあと、昨年夏にDCユナイテッドへ移籍。昨季は半年のみのプレーだったにもかかわらずMLSベストイレブンに選出されるなど活躍を続けている。
だがそのルーニーが、ダービーの選手兼監督としてイングランドに復帰する可能性があると5日に報じられた。ダービーでは、昨季までチームを率いていたフランク・ランパード前監督がチェルシーへ移ったことで、元オランダ代表のフィリップ・コクー氏がこの夏から新監督に就任している。
英メディアの報道によれば、ルーニーはダービーとの契約交渉のため6日に帰国し、クラブ練習場に到着したとのこと。だが2019シーズンの終了まではDCユナイテッドでプレーを続け、ダービー加入は来年1月からになると見込まれている。
ダービーのメル・モリス会長はルーニーとの交渉を認め、契約締結への自信をのぞかせた。「うまくいくと確信している。ウェインは英国への復帰を強く望んでおり、我々が何かできないかやってみることに決めた」と英『トークスポーツ』にコメントしている。
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