横浜F・マリノスに加入するエリキ【写真:Getty Images】
J1の横浜F・マリノスは5日、ブラジルのパルメイラスに所属するFWエリキを期限付き移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。
エリキは1994年7月18日生まれの25歳。ゴイアスでデビューを飾り、ブラジル全国選手権1部で2年連続の二桁得点を挙げるなどの活躍をみせた。U-20およびU-23ブラジル代表での出場歴もある。
2016年にはパルメイラスへ移籍し、全国選手権優勝を飾ったチームで16試合出場3得点。その後2018年前半にはアトレチコ・ミネイロ、昨年夏以降はボタフォゴにレンタルされていた。先月26日には日本への移籍に向けて退団することがボタフォゴから発表され、ブラジルメディアでは1年半のレンタルで横浜FMへ移籍すると報じられていた。
「横浜F・マリノスのユニフォームに袖を通すことが出来とても嬉しく思います」とエリキはクラブ公式サイトを通してコメント。「自分のサッカー人生の中でもとても良いプレーが出来る状態」と現在の好調ぶりをアピールしつつ、自身の持ち味について「攻撃面でのスピードとテクニック。外からも中からも得意としている」と述べている。
横浜FMはJ1で得点ランク首位に立っていたFWエジガル・ジュニオが先月20日の試合で左足を骨折し、全治3ヶ月の見通しとなった。首位追走に向け、エリキにはその穴を埋める活躍が期待されることになりそうだ。
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