井手口陽介【写真:Getty Images】
イングランド2部・チャンピオンシップのリーズ・ユナイテッドに所属していたMF井手口陽介は、古巣であるJ1のガンバ大阪へ完全移籍することが決定した。5日に両クラブより発表が行われている。
G大阪での背番号は15番となる。「ガンバに戻って来れてすごく嬉しいですし、とても光栄です! また一から挑戦する気持ちで自分の出来ることを精一杯ピッチの上で表現して、チームの為に全力で戦いたいと思います」と井手口はクラブ公式サイトを通してコメントしている。
現在22歳の井手口はG大阪の下部組織で育ち、高校3年生だった2014年に“飛び級”でトップチームへ昇格。2016年にJリーグベストヤングプレーヤー賞を受賞するなど主力として活躍したあと、2018年1月にリーズへ完全移籍した。
イングランドでの労働ビザ取得基準を満たしていなかったこともあり、最初の半年はスペイン2部のクルトゥラル・レオネサへレンタル。夏にリーズへ戻ったがマルセロ・ビエルサ監督の構想外となり、買い取りオプション付きレンタルの形でドイツ2部のグロイター・フュルトへ移籍した。
ドイツでは初出場となった試合でゴールも決めたが、9月に右膝後十字靭帯断裂の重傷を負い長期離脱。シーズン終盤に復帰を果たしたあと、フュルトは完全移籍のオプションを行使せず、2022年までの契約を残していたリーズに戻っていた。
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