リバプールのフィルジル・ファン・ダイク【写真:Getty Images】
イングランドのコミュニティー・シールドが現地時間4日に開催され、マンチェスター・シティが1-1からPK戦でリバプールに勝利を収めた。この試合でリバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは、相手選手に約1年5ヶ月ぶりにドリブル突破を許してしまった。
ファン・ダイクはリバプールの堅守を支え、昨季1年間に出場した試合を通して一度も相手にドリブル突破を許さないという驚異的な記録を打ち立てた。その活躍によりPFA(プロサッカー選手協会)年間最優秀選手やチャンピオンズリーグ決勝マン・オブ・ザ・マッチなどを受賞している。
だがシティ戦では88分、ピッチ中央付近でFWガブリエウ・ジェズスがファン・ダイクをかわしたプレーがドリブル突破成功とカウントされた。そのプレー自体は失点に繋がることはなかったが、ファン・ダイクの偉大な記録は途切れることになった。
『Opta』によれば、ファン・ダイクが前回ドリブル突破を許したのは2018年3月。相手はニューカッスルのスペイン人MFミケル・メリーノだった。それ以来の約1年5ヶ月間で出場した公式戦65試合で一度も突破を許さず、リバプール守備陣の“壁”として君臨していた。
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