香川真司【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司は、昨季後半に所属したトルコのベシクタシュからの好条件のオファーを断り、年俸半分以下の条件でスペインのセルタに加入する見通しだという。トルコメディア『フォトマッチ』が3日付で伝えた。
香川は今年1月の移籍市場でドルトムントからベシクタシュへレンタルされて半年間プレー。シーズン終了後には一旦ドルトムントへ戻ったが、ドルトムントでは明らかに構想外となり、移籍が確実視されている。
ベシクタシュは香川の再獲得を希望し、一旦は合意したとの報道もあった。だがここ数日、香川はセルタへの移籍に迫りつつあるとトルコやスペインなどのメディアで報じられている。
トルコでの報道によれば、ベシクタシュは昨季後半戦の半年で香川に100万ユーロ(約1億1900万円)の報酬を支払い、再獲得に向けては年俸150万ユーロ(約1億7800万円)を提示していたという。だが香川はその半分以下の年俸70万ユーロ(約8300万円)でセルタとの契約を決めたと伝えられている。
リーガエスパニョーラでプレーすることを以前からの夢として強く希望していた香川。30歳となった今、その夢の実現のため条件面を度外視して移籍先を選ぶことになるのだろうか。
【了】