水本裕貴、レアンドロ・ペレイラ【写真:Getty Images】
サンフレッチェ広島に所属する元日本代表DF水本裕貴は松本山雅FCへ、松本に所属するブラジル人FWレアンドロ・ペレイラは広島へそれぞれ期限付き移籍することが決定した。4日に両クラブから発表が行われている。
現在33歳の水本は2011年から広島に在籍。昨季までレギュラーとしてプレーし、広島で通算260試合以上に出場してきたが、今季はここまでリーグ戦での出場はなかった。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で3試合、天皇杯で1試合に出場している。
「今回、自分はまだまだ成長できると思い、移籍を決断しました。また成長して広島に帰ってこられるように一生懸命頑張ってきます」と水本は広島公式サイトでコメント。松本公式サイトでは「残り14試合、J1残留に向けて自分の持てる力をすべて出してチームに貢献したいと思います」と意気込みを述べている。
28歳のレアンドロ・ペレイラは今年1月にベルギーの強豪クラブ・ブルージュからの完全移籍で松本に加入。ここまでJ1で12試合に出場して2ゴールを記録していた。
「日本でサッカーをする機会、そして松本山雅でプレーをするチャンスを与えてくれた人々には感謝しかありません。僕を歓迎してくれたクラブや山雅の仲間に活躍する姿を見せられるよう頑張ります」と同選手はコメントしている。
期限付き移籍期間はレアンドロ・ペレイラが2010年1月1日、水本が同1月31日まで。それぞれ移籍元チームと対戦する公式戦には出場できない契約となる。
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