クラウディオ・ブラーボ【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティのチリ代表GKクラウディオ・ブラーボは、母国チリで2年前に起きた火災で自宅を失った4家族に新しい家をプレゼントしていたことが明らかになった。
発端となったのは、2017年はじめにチリ中部のサンタ・オルガで発生した火災。この火災で家を失った当時9歳の少年がチリメディアの取材に対し、「ブラーボのユニフォームがほしい」と答えたことが本人の目に留まったようだ。
ブラーボは少年に連絡を取り、希望通りにユニフォームをプレゼント。だがそれだけではなく、少年の家族を含めた火災被害者4家族に対して新しい家を贈ったとのことだ。さらに少年とその父親を、チリ国内で開催された代表チームの試合にも招待したという。
ブラーボはこれらの行為について何も公表することはなく、2年半にわたって公にはならなかった。今回少年の祖父がチリ紙『クアルタ』のインタビューに語ったことでブラーボの善行が明らかになっている。
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