FC東京【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第21節の試合が各地で開催されている。3日には19時キックオフのナイトゲームで5試合が行われた。
首位に立つFC東京はホームでセレッソ大阪と対戦。0-0で前半を折り返したあと、後半立ち上がりの47分に永井謙佑のヘディング弾で先制点を奪った。さらに68分に森重真人が追加点。アディショナルタイムの92分にもディエゴ・オリヴェイラが得点ランク首位に並ぶ11点目を決め、FC東京が3-0で快勝している。
2位の横浜F・マリノスはホームでのベガルタ仙台戦。50分にスルーパスを受けて抜け出した西澤健太が1点を奪い、アウェイの清水が1-0で勝利を収めた。横浜FMは今季ホームでの初黒星。
3位の鹿島アントラーズはアウェイで湘南ベルマーレと対戦。前半を両チーム無得点で終えたあと、49分に山﨑凌吾、52分に野田隆之介が立て続けに決めて湘南が2点を先行する。鹿島も61分にセルジーニョ、72分に伊藤翔が決めて追いついたが、終了間際の96分に坂圭祐が値千金の決勝点を奪い、湘南が3-2で鹿島を振り切った。
5位サンフレッチェ広島と8位北海道コンサドーレ札幌の対戦は49分、稲垣祥のゴールでホームの広島が先制。この1点が決勝点となり、広島が1-0の勝利で試合を終えている。
ベガルタ仙台とジュビロ磐田の対戦は4分に関口訓充、8分に道渕諒平がゴールを奪い、ホームチームが序盤から2点をリード。磐田も今野泰幸の移籍後初ゴールで32分に1点を返したが、そのままスコアは動かず2-1で仙台の勝利に終わった。
この結果、FC東京は2位横浜FMとの差を6ポイント、4位に後退した鹿島との差を7ポイントに広げた。4日に試合を行う3位川崎フロンターレの結果次第ではFC東京が大きく抜け出した形となる。
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