マンチェスター・ユナイテッドに所属するフランス代表MFポール・ポグバは、クラブに対して移籍に応じるよう要求するため、遠征への参加を拒否したとみられている。英紙『デイリー・メール』が3日付で伝えた。

　ユナイテッドは現地時間3日にカーディフで行われる親善試合でミランと対戦する。この試合に向けて前日に発表された遠征メンバーにはポグバも含まれていた。

　だが、2日にカーディフへ向けて出発したチームにポグバは帯同せず。クラブ公式サイトがオレ・グンナー・スールシャール監督による説明として伝えたところによれば、ポグバは2日の遠征出発前に行われた練習で負傷したとされている。先週痛めていた背中を再び痛めたが、「来週の早い段階で復帰できると思う」と見通しが示されている。

　だが英紙は、ポグバの遠征不参加は同選手がチームの集合時に姿を見せなかったためだと伝えている。チームメートたちやスタッフにとっては予想外の事態だったという。

　今夏に「新しいチャレンジ」を求めて移籍したいという姿勢を明確にしたポグバ。レアル・マドリーなどからの関心が盛んに伝えられているが、ユナイテッドは移籍金の要求額を引き上げるなど放出に応じない構えを見せている。

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