アグスティン・マルチェシン【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルトは2日、アルゼンチン代表GKアグスティン・マルチェシンの加入が決定したことをクラブ公式サイトおよびSNSで発表した。
現在31歳のマルチェシンは過去に母国アルゼンチンのラヌースのほか、メキシコのサントス・ラグーナ、クラブ・アメリカでプレー。クラブ・アメリカからは先月31日に同選手のポルトへの完全移籍が合意に達したことが発表されていた。
2010年からアルゼンチン代表に招集されているマルチェシンは、今夏ブラジルで開催されたコパ・アメリカ2019(南米選手権)でもメンバー入り。試合出場はなかったがバックアップとしてチームを支えた。
ポルトでは、元スペイン代表GKイケル・カシージャスの代役を務めることが見込まれる。38歳のカシージャスは今年5月に心臓発作を起こし、現役続行が危ぶまれる状況となった。引退は発表していないが、健康状態の回復を目指しつつクラブスタッフを兼任することが先月に発表されている。
ポルトがマルチェシンの獲得に支払った移籍金は720万ユーロ(約8億5000万円)と報じられている。ポルトは今夏の移籍市場で日本代表FW中島翔哉らも新戦力としてチームに加えている。
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