エデン・アザール【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラのレアル・マドリーに所属するベルギー代表FWエデン・アザールはプレシーズンで未だ得点がない。現地時間2日付のスペイン『マルカ』がアザールについて「苦しんでいる」と伝えている。
レアルは北米ツアーとアウディカップで中々思うような成績を残せていない。また、FWマルコ・アセンシオが前十字靭帯断裂で長期離脱となったことに加え、FWルカ・ヨビッチやDFフェルラン・メンディの新加入選手もプレシーズンマッチで負傷離脱している。
調子の上がらないレアルの中で批判の的となっているのが、今夏チェルシーから加入したアザールのようだ。同選手はここまでのプレシーズンマッチで全試合に出場しているにも関わらず、これまで無得点となっている。
そんなアザールに対して『マルカ』は「アザールは苦しんでいる」という見出しで「アザールはラ・リーガのピッチで順応するための完璧な準備をしなければいけない。それ故になぜ、ジダン監督はプレシーズンで彼に時間を与えるのか」と伝えている。さらに同メディアは「彼の前への動きと左から中央へのカットインは、まだ危険ではない」と伝え、本来の動きには程遠いと感じているようだ。
FWクリスティアーノ・ロナウドの後釜として期待されるアザールは、ラ・リーガ開幕までにコンディションを取り戻すことができるのだろうか。
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